〜現代サブカルチャー採点・批評+Toremiro's diary〜

ハイカルチャーとの境界さえわからない昨今、映画、演劇、アニメ、ラジオなどどこまでサブカルチャーと言えるのだろうか??そもそもサブカルの定義って何なんだ?どこまで?何まで?いろいろ取り上げ勝手に書いているので気にしないでください。

殿様ランチ「空気正常」

空気正常

2008/07/12 14:00開演
殿様ランチ「空気正常」
@サンモールスタジオ
作・演出:板垣雄亮
【10点評価】
3点
【感想】
まだまだ甘い芝居な気がした。ストーリーの解消を仕切れていない印象。様々なものを詰め込んでそれぞれの解決をしないまま終わってしまった感じを受けた。肝心の穴から出る空気の話にしても結局何だったんだろう?って感じ。
設定があいまいな感を感じた、最初ここは戦後の世界という設定を出すもそのことにはその後一切触れず物語が進行したり、「田舎 と 都会」という格差構図を持ち出し、ネット携帯の話題を取り上げたり、動物に育てられた少女たちの話題を取り上げたりもするもいまいちな仕上がりに終わってしまった感が否めないと思う。結局何が伝えたいのかよくわからなかったな・・・。
【概要】
その空気は、誰にとっても正常か。今のその現実が、誰にとっても「正常」とは限らない。自分にとっては当たり前の常識が、とある状況に置かれた途端に常識ではなくなる場合があるだろう。そんな状況はおそらく皆経験済みだ。さて―。とある鉱山に働く者たちがあった。彼らは、我々を「正常」とするならば、明らかにそれぞれがなにかしら「異常」な存在だった。だが、彼らはそれをなんとも思ってない。なぜなら物心が着いた時からそうだったから。それに不便を感じる理由がなかったから。異常だと感じる理由がなかったから。何よりも、「正常」を知らないから。たまに心配されたりするけれど、よく意味がわからなかった。我々が顔の真ん中に鼻が着いている事に疑問を感じた事がないように。そしてそれに二つの穴が開いている事を不思議に思った事がないように、何も感じる事なく彼らは普通に育った―。普通に世の中の巨悪に憤慨したし、男性の本能的な浮気をなじったし、機種変したし、告白しようとしてやめたり、結局眠たくなったから寝てしまったり、工事渋滞に腹を立てたりもした。たまに何が正義で何が悪なのか考えたりもしたが結局眠たくなって寝てしまったりした。自分たちの異常さをこっそり棚に上げて。
「空気正常」
これは、今まで空気のように受け入れていたなんとも思っていない正常が、 さりげなくひっくり返ることによって起こる、ほんの少し異常な物語だ。

【出演】
杉岡阿希子 杉内礼美 平塚正信 南あゆ美 藤堂敦 小久保剛志 柳さおり 服部弘敏 瀧川英次

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